シンガポール 教育

シンガポールの大学

シンガポールの大学

一般人でも気軽に立ち入れる開放的なキャンパス

シンガポールには現在、8校の国立・公立大学があります。世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ社(QS)が発表する世界大学ランキングの2020年度版でも、「シンガポール国立大学(NUS)」が11位、「南洋理工大学(NTU)」が12位となり、アジア全体の1・2位を独占、シンガポールの大学水準の高さは名実ともに世界トップレベルです。

8校の多彩な国立・公立大学
1905年創立、17学部を備えるシンガポールの最高学府NUS、理工系の大学でアジア随一の経営学部で知られるNTU、ビジネスに特化した6学部を誇る「シンガポール経営大学(SMU)」、本部のほか各ポリテクニックのキャンパスの一部に居を構え、ディプロマ取得者の大学編入を促進する「シンガポール工科大学(SIT)」などがあります。また、80年以上の歴史を持つ「南洋芸術アカデミー(NAFA)」や30もの多彩なコースがある「ラサール・カレッジ・オブ・アーツ(LASALLE)」は、ディプロマ、学位取得から短期コースまで幅広い選択肢がある芸術教育機関です。 最大の魅力は、一般人でも気軽に立ち入れる開放的なキャンパスです。シンガポールのほぼすべての大学には、一般の人々でも自由に立ち入ることのできる公共区域があり、その開放的な雰囲気に実に驚かされます。大学関係者のみの制限区域はIDカードがなければ入れませんが、キャンパスのゲートに厳重なセキュリティチェックはなく、大学内外がシームレスに繋がるような工夫がなされています。 例えば、NUSには広々とした芝生を囲む形でフードコートやカフェなどが並ぶU-Townというエリアがあり、一般の人々も利用できます。地域のコミュニティと一体化することで、大学を身近な存在に感じてもらうことを目指して設計されたのだそうです。またNTUには、その外観から「点心のせいろ」の愛称で親しまれている「The Hive」という校舎があります。見学者の団体ツアーバスが乗り付けるほどの観光スポットともなっており、講義中の生徒たちが教室の外を散策する一般人の姿に驚くこともあるそう。マサチューセッツ工科大学との提携で開校した「シンガポール工科デザイン大学(SUTD)」には、香港の映画俳優ジャッキー・チェンが寄贈した明朝と清朝のパビリオンやオペラ舞台が設置されており、中国古代の建造物を見に人々が訪れています。LASALLEでは、社会人向けコースやレクチャーやコンサートイベントを開催、一つの文化施設としての機能も発揮しています。 土地の少ないシンガポールに、こんな空間があったのかと驚かされるユニークなキャンパスの数々。是非気軽に訪れて世界に誇るシンガポールの教育現場の雰囲気を、直に感じてみてください。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *